栄養

ビタミンK(K1・K2)

特徴と働き

脂溶性ビタミンの1つであるビタミンKは、おもに食品中に含まれるビタミンK1と、微生物や腸内細菌によって作られるビタミンK2の2種類ありますが、ここで言うビタミンKとは、この二つのことを総じてビタミンKと言います。
ビタミンKの主な特徴は、血液の凝固に作用することでありビタミンKのKは、その血液凝固のドイツ語の頭文字が使われています。
血液凝固は、おもに出血時の止血作用のことで、アミノ酸が関与していますが、このとき作られる酵素の働きを助ける補酵素としてビタミンKは働きます。この補酵素の働きはビタミンの特徴でもあります。
また、ビタミンKはビタミンDとともに、骨に含まれるたんぱく質を活性化し、骨の形成を助けることが分かっています。
ビタミンKの欠乏は通常起こりにくいとされていますが、欠乏すると出血が止まらなくなるなどの出血症のリスクが増えます。
そのほか骨粗しょう症に関係が深いとされ、ビタミンKが骨粗しょう症の治療薬の効果を高めることが知られています。
脂溶性ビタミンでありながら、体内での貯蔵性が低といわれ、過剰摂取による問題は報告されていないようです。

ビタミンK(K1・K2)の栄養摂取基準と摂取量

日本人の食事摂取基準によるビタミンKの1日の栄養摂取目安量は、健康な成人男性で75μg、成人女性で60〜65μg(妊婦0、授乳婦0)に策定されています。上限量の設定はありません。
国民栄養調査によれば1日あたりのビタミンKの摂取量は男性平均269μg、女性平均265μgといった調査結果が出ているようです。
日本人の食事摂取基準によるビタミンKの健康な人の1日の栄養摂取推奨量と国民栄養調査による1日あたりのビタミンKの摂取量。
日本人の食事摂取基準国民栄養調査結果
 男性女性 男性女性
成人75μg60〜65μg平均269μg265μg
妊婦-+0μg強化食品・
補助食品
を摂っている人
--
授乳婦-+0μg

ビタミンK(K1・K2)を多く含む食品

ビタミンKを多く含む食品は、納豆やチーズに多く、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれます。

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