栄養

ビタミンD

特徴と働き

ビタミンDは脂溶性ビタミンに分類され、ビタミンの中では唯一コレステロールの代謝、あるいは日光(紫外線)にあたる事で、体内で合成することができます。
ビタミンDは、骨を作るためには欠かせないビタミンです。古くなった骨を溶かし、新しく骨を作る骨の代謝に必要とされています。
ビタミンDは、カルシウムとリンの吸収を促進し、体内のカルシウムやリンの濃度の調整、溶け出したカルシウムの再吸収により丈夫な骨を作など、カルシウムの代謝に深く関わっています。
そのほか、癌化した細胞などの増殖を抑え、T細胞などによる免疫機能を助け、副甲状腺ホルモンやインスリンなどのホルモン分泌にも関わっているといわれています。
ビタミンDは通常の食事や生活のなかで欠乏することはありませんが、日照時間の少ない地域や日に当たる機会の少ない生活をしている人は、ビタミンDの欠乏が起こりやすくなります。
欠乏すると、カルシウムとリンの吸収ができなくなり、乳幼児だと脊椎や足の骨の変形が見られるくる病になるとされ、成人にも石灰沈着障害などの骨の変形が起こる骨軟化症が知られています。
ビタミンDを過剰に摂取すると、高カルシウム血症や腎障害が起こるとされていますが、食品に含まれるビタミンDの量が少ないため過剰摂取は起こりにくいといわれています。

ビタミンDの栄養摂取基準と摂取量

日本人の食事摂取基準によるビタミンDの健康な人の1日の栄養摂取推奨量と国民栄養調査による1日あたりのビタミンDの摂取量。
日本人の食事摂取基準国民栄養調査結果
 男性女性 男性女性
成人5μg5μg平均8.9μg7.8μg
妊婦-+2.5μg強化食品・
補助食品
を摂っている人
--
授乳婦-+2.5μg
*上限量は成人男女で50μgと策定されています。
ビタミンDの不足は見られませんが、寝たきりの生活をしている方は、不足する恐れがあるため意識的に摂ることを考慮したほうがよいようです。

ビタミンDを多く含む食品

ビタミンDを多く含む食品は、マグロやカツオなど魚介類や卵、きのこ類に含まれますがあまり多くはありません。
ビタミンDは食品からの栄養摂取が効率よく摂れますが、日差しにあたることも忘れないようにしましょう。

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