栄養

ビタミンB6(ピリドキシン等)

特徴と働き

ビタミンB6には、ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミンの3つの化合物があるが、通常これら3つを総じてビタミンB6と呼ぶ。
ビタミンB6は、アミノ酸をエネルギーに変換するために必要な酵素を補う働きがあり、セロトニンやドーパミン、アドレナリン、ヒスタミン等の神経伝達に欠かせない物質の合成にもかかわるビタミンです。
ビタミンB6は腸内細菌によって体内合成できるといわれています。
ビタミンB6が不足すると皮膚炎、痙攣、貧血などの症状のほか動脈硬化、脂肪肝など生活習慣病につながる。
抗生物質の長期使用によりビタミンB6の不足が起こることもあります。最近では、PMS(月経前症候群)の時にもビタミンB6の不足が見られるようです。

ビタミンB6(ピリドキシン等)の栄養摂取基準と摂取量

日本人の食事摂取基準によるビタミンB6の健康な人の1日の栄養摂取推奨量と国民栄養調査による1日あたりのビタミンB6の摂取量。
日本人の食事摂取基準国民栄養調査結果
 男性女性 男性女性
成人1.4mg1.2mg平均1.25mg1.07mg
妊婦-+08mg強化食品・
補助食品
を摂っている人
(全体の5.2%)
1.79mg1.89mg
授乳婦-+0.3mg

国民栄養調査の結果によるとビタミンB6は、日本人のほとんどが不足気味です。
ビタミンB6は水溶性ビタミンの特性上、食品の調理法など摂取方法、病気などおかれた環境によって変化します。
ビタミンB6は多めに摂っておきたいビタミンですが、ビタミンB6の化合物の1つピリドキシンを大量に摂取したときに感覚神経の異常が見られるようです。
そのため栄養摂取基準によりピリドキシンの1日あたりの上限値が発表されていますが、その値は60mg/日とかなり高めになっているために、ピリドキシンを過剰に摂りすぎることは考えにくいと思われます。

ビタミンB6(ピリドキシン等)を多く含む食品

ビタミンB6を多く含む食品は、魚類やレバーなどの肉類、バナナなど。
また、サプリメントなどは、ビタミンB6の含有量の多いものを一回摂るよりも、含有量の少ないものを数回に分けるなど、こまめに摂ったほうが効果的です。

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